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【Obsidian x Claude Code①】溜めた記事を1枚のDaily Briefにする

【Obsidian x Claude Code①】溜めた記事を1枚のDaily Briefにする

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ObsidianのVaultをClaude Codeに自動で読ませて、毎朝1枚のBriefとして自動生成する仕組みを作った。Briefは、参考記事にならって過去記事の連結 (CONNECTIONS) ・無意識のテーマ (PATTERN) ・今日の問い (QUESTION) を出す。

参考: How to Build an Obsidian Knowledge Vault That Gets Smarter Every Day

launchd + Claude Code CLIで毎朝6:00に走らせる構成を試してみている。 まだ仮運用中だけど一旦概要をまとめてみる。


1. なぜ作ったか

Obsidian Web Clipperで技術記事を1日5本くらいクリップする習慣はできていた。問題は「クリップする」と「読み返す」が別物だったこと。3日目には1日目に保存したものを覚えていない。Webのブックマークと変わらない状態になる。

集めた情報がちゃんと役に立つのは、もちろん活用した時だけど、過去のメモと新しい情報をつなげたときでもあると思う。でも、そのつながりを自分で見つける時間はないし、新しい記事を読むだけで脳の容量が埋まってしまう。。

ゴールは「つなげる作業」をAIに代わりにやってもらって、毎朝1枚のBriefとして手元に届くようにする。


2. 参考記事: CyrilXBT氏の4層構成

土台にしたのは「How to Build an Obsidian Knowledge Vault That Gets Smarter Every Day」というスレッド。Vaultの運用を4つの層に分けて整理している。

役割
Capture Web記事やスマホメモなどを取り込む入口
Pipeline 取り込んだものを整形してVaultに流す
Vault Markdownの永続ストレージ (Obsidian)
Intelligence Vault全体を読んで連結を見つけ、Brief / Synthesisを書く

今回はPipeline層を最小化して、Captureからほぼ直接Vaultに保存している。中心になるのは一番下のIntelligence層で、ここでClaude Codeにlaunchd経由で毎朝Vaultを読ませる。


3. 完成形

毎朝6:00、macOSがDaily Briefを自動で生成する。Macが寝ていた場合は起床直後に動くようにした。Briefはbriefs/YYYY-MM-DD.mdとしてVault内に保存される。

実際の出力サンプル (2026-05-19分の抜粋)。

# Daily Brief — 2026-05-19
 
## 今日の予定
- TimeTreeから情報を持ってきてもらう
 
## CONNECTIONS
クリップした情報のつながりを出力してくれる
 
## PATTERN
無意識の自分の方向性を指摘してくれる(CLAUDE.mdに書いた自分のなりたい像や課題とのずれなど)
 
## QUESTION
今日5分で考えるべき問いを書いてくれる

参考サイトの構成に、自分用のカスタマイズをいくつかした。Macを開いた30秒〜2分でこれが出来上がっている状態を目指した。

今日の予定が冒頭に入る

スマホで使っているTimeTreeから自動取得して差し込む

記事タイトルがObsidianのwiki-linkになる

[[inbox/...]]形式で書かれるので、Obsidianでタップすると元のキャプチャに飛べる


4. 採用した技術スタック

各技術の役割は1〜2文だけ書く。詳細は続編で扱う。

役割 採用 一言
ナレッジストア Obsidian Markdownファイルをローカル管理するノートアプリ
Vault同期 iCloud Drive MacとiPhoneでVaultを共有
Web記事の取り込み Obsidian Web Clipper Mac/iOS SafariからWeb記事をワンクリックでVaultに保存
スマホからの取り込み iOS Obsidianアプリ + Safari Web Clipper 共有シート経由でVaultに保存
AIによる連結発見 Claude Code CLI Anthropic製のAIエージェント。コマンドラインから非対話で呼べる
定期実行 macOS launchd macOS標準のcronのようなスケジューラ
カレンダー連携 TimeTree-Exporter コミュニティ製OSS。TimeTreeからiCal形式で予定を取り出す
認証情報の保管 macOS Keychain パスワードをコードや設定ファイルに書かずに保存する標準機能

「Anthropicのクラウド側で動くスケジューラ」も検討したが、ローカルのVaultにアクセスできないので断念した。最終的にMac上で完結する形になった。

認証情報の保管も1passwordを使っていないので、macOS Keychainを使う形にした。


5. ブログシリーズの構成

全4本立て各回は独立して読めるようにする。

内容
第1回 (この記事) 概要と全体像
第2回: Vault設計編 フォルダ構成 / CLAUDE.md / inbox→notesの流れ
第3回: 取り込み編 Web Clipper / iOS / iCloud同期
第4回: 自動化編 launchd / Claude Code CLI / TimeTree連携

6. 数日動かしてみて変わったこと

3日間動かしての観察。

いつも情報クリップだけで終わっていたところが、Briefがいろんな切り口で情報をつなげたり、問いかけたりしてくれることで机に座って考える習慣が少し作れている。

今の自分にとって本当に大事だなと思う記事が見つかるのもいい。 その後にクリップした記事を読んだら、自分なりにハイライトを抜き出してnotesに昇格させる流れなので使える情報になる。


7. 続編

  • 第2回: Vault設計編 (準備中)
  • 第3回: 取り込み編 (準備中)
  • 第4回: 自動化編 (準備中)

参考リンク: